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あまり知られていない奈良県の臍(へそ)三宅町で歴史教室をしました

投稿日:2019年8月17日 更新日:

奈良県三宅町とは、いったいどこにある?

「奈良県磯城郡三宅町」。これだけ聞いて、どの辺りにあるか分かる人は、どれだけいるでしょう。多分奈良県の人に聞いても同じだと思います。しかし、「三宅町は、王寺町と田原本町と大和郡山市を結ぶトライアングルエリアです」というと皆、場所は想像がつきます。

https://www.town.miyake.lg.jp/
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三宅町役場のホームページはこちらからごらんください

三宅町の特産というと、ここでは古くから野球用グローブやスパイクシューズなどの生産が盛んな地で、現在も中小合わせて50近くの業者が存在します。1970年頃が最盛期であって、この頃は国内のグローブ生産量の80%を三宅町が占めていたというデーターがあります。その他、繊維系の会社、特に靴下の生産額も高い地域でもあります。

参考に、三宅町の代表的企業をリストアップします

吉田株式会社
ジャガーズ創工株式会社
ナカイテクノ株式会社
ナラアルミ株式会社
天龍化学工業株式会社 本社
日本テキスタイル株式会社 本社
オカモト産業本社 本社
ひまわりタクシー株式会社 本社
吉谷靴下株式会社 本社
株式会社アドバンス 石見工場

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三宅町の子供たちに、故郷の歴史教室

そんな三宅町に、私たちが来たのは、三宅町の未来ある子供たちに、誇りをもってもらう為に”ふるさと三宅町の歴史 みやけれきし教室”という歴史教室をするためです。ある地域の歴史について話をするのは、それほど苦ではないのですが、今日のお客様は小学生。ご存じのことでしょうが、世の中、なにが難しいって子供に話を聞かせるほど難しいものはありません。まして、たった1回で、子供たちの心に残る話をするとなれば至難の業。

そんなことは百も承知で、会場の三宅中央公民館へのやってきました。

 

町の誇りは”奈良県で1番小さな町”?

会場に到着、係の方のお出迎え、町の説明などを受けました。係の方に”三宅町の誇れるところは?”と伺うと「奈良県で1番、日本で2番目に小さな町なんです」。正直、誇りと言われると…微妙かな

”でも、ちこちゃんは知ってました。この町の中を1400年に亘って貫いてきた道があることを”。”あざさ”の花が咲き乱れる三宅町は、かの「太子道」です。

あざさ   池や沼に生えるリンドウ科の多年草水草。
      夏の午前中に黄色い5弁の花を咲かせる。
      花の大きさは3~4センチ。
      花は早朝に開き昼頃には萎むが、次々と開花する。
      朝の気温が20度以上にならないと咲かないので、見る機会が少ない。
      幻の花ともいわれる。
      万葉集で「三宅の原」の花として読まれている。    

      (ブログこころはコロコロ日録より)

太子道(筋違道すじかい)

http://sakuwa.com/ta24ima.html
http://sakuwa.com/ta24ima.html

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あざさの花、太子道(みち)…。三宅町は万葉集や聖徳太子にまつわる古い歴史に関わる地です。そのことをいかに噛み砕いて子供たちに説明できるのか。子供たちの心に、これらを輝かせることができるのか。大きな課題です。

もし、今日、私たちの話で、三宅町の子供たちに少しでも町の誇りを感じてもらうことができれば、私たちの喜びでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

故郷に誇りと愛を……

分かり易さを優先して、今回、私たちがテーマに選んだのは太子道からではなく、そこを通ったとされる聖徳太子についてです。

聖徳太子…。日本で最も有名な、筋金入りの偉人です。私たち日本人のDNAを築き上げた炎の人。そう考えると伝える側の私たちにも気合が入ります。

因みにYOUTUBEから推古天皇と聖徳太子の動画をアップしました

 

これは冗談か(もちろん、本気です)。最悪コスプレで臨む「聖徳太子講座」スタート

聖徳太子がテーマですので、担当者も聖徳太子にチェンジしました。なにも、衣裳は必要ないでしょうの声はたくさんいただきましたが、これで子供たちが笑ってくれれば、”掴み”は完全…と考えてコスプレしました。うーん、それでも変だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場には、中学生や小学生の子供たちが集まってくれていました。私が登場して、会場は中途半端な笑いに包まれました。子供たちの顔には「笑っていいのかな?」というような戸惑いが浮かびます。それでも頑張ってポーズを取り続けていると、やがて大爆笑に(主催者発表)。より掴みはばっちりだ。そんな子供たちにクイズも交えて、内容を楽しく、分かりやすく伝えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

私は楽しい、あなたも楽しい、みんなが楽しい歴史教室

今回、『みやけれきし教室』を通して学んだのは、子供たちを相手にする際に大切なのは「楽しむ」事だと言う事です。「あなたが楽しい」は当たり前。でも、「私」自身も楽しまないと子供たちも楽しめない。内容も伝わらない。うん、ちょっと何言ってるのか分からなくなりました…。最初は、子供たちの心に何かを残さなければ…と強く感じていましたが、話しを進めて行く中で、子供たちの瞳の中にキラキラするものを感じるようになってからは、とにかく気持ちで喋るようにしました。

「ということで、みやけれきし教室、今日はこれでお終いでーす」。原稿を片付けはじめると数人の子供が寄ってきてくれました。嬉しいものですね。「また、来るのー?」と言われた時は、付け髭がずれているのも忘れて目頭が熱くなりました。最初は”子供たちに感動を…”と考えていた自分が子供たちから感動をもらいました。

ついでに、三宅町にはマスコットキャラクター”みやっぴー”がいます。前出のあざさを表した赤ちゃんのような可愛さです

三宅町をあとに

「三宅町は奈良県で1番、日本で2番目に小さな町、それが誇りです」と聞いた時、正直、しょぼいなと感じましたが、こうして1日を振り返ると、そこには、「そんな小さな町ではあるが、大きな町にも負けない幸せを感じることができる町なんだ」という気概を感じます。そんな三宅町で開催した『みやけれきし教室』。もし、三宅町の子供たちが少しでも故郷に誇りと愛情を感じてくれれば、価値があったと思える1日でした。

 

 

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