昨年は大雨に祟られて…から、快晴の2019年 葛城登山
「躑躅」って読めますか? そう答えは「つつじ」。
躑躅(ツツジ)とはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称である。ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがあるので注意が必要である。 主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花となっている。 ウィキペディアより
この躑躅が山一面を飾るのが、この時期の葛城山。人呼んで「一目百万本」。昨年、同じ葛城山を目指しました。頂上には達しましたが下山の際には大雨警報にさらられ、ロープウェイでの下山を余儀なくされました。雨のせいか躑躅も半分以上終わっていました。
今年はメンバーも刷新。新しい気持ちで臨みました。
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思わず声が出る。躑躅の山のお出迎え
思い返すと、山道のことはほとんど記憶にありませんが、躑躅の美しさは鮮明に記憶に残っています。まさに「躑躅のトンネル」とでも言うのでしょうか。なんとも素晴らしいお出迎えです。右を向いても、左を見ても、躑躅の花。この美しさを文字で表現するのは難しい。詩人でも連れてくればよかったと感じます。
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展望台からの躑躅の群生。言葉は不要です。躑躅のやまあーは花ざかり。
まさかのぽつり雨。今年も雨の中の葛城に
天気予報は曇りのはずが、ポツリポツリと落ちてくる雨。今年も雨の中の山登りとなりましたが、幸運なことに、去年ほどの大雨ではありません。適度なお湿りが逆に躑躅の艶やかさを、さらに美しく演出してくれます。自然とは芸術家でもあるのですね。
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ぽかんと口を開けて躑躅に見入っていましたが、葛城登山の長い行程は、結構きつかったと思います。登山中に流れ出た汗が逆に体を冷たくします。さすがに躑躅の美しさも体の疲れを完全に癒すことはできません。
2年続けて雨に見舞われた葛城山。来年こそはと思いながら、もう一度、振り返って躑躅の山を目に焼き付けました。
最後に「YAMA HACK」から、葛城山の醍醐味の記事をご紹介します