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近畿のマッターホーンと言われる奈良・高見山 冬の樹氷登山で大異変体験

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近畿のマッターホーン。冬の樹氷を見る登山

近畿の人でもあまりご存じない台高山脈の北端に位置するのが”近畿のマッターホーン”と言われる「高見山」です。さて、下の2枚の写真をご覧ください。どちらがどちらか分かりますか?もちろん一目瞭然ではあります。方や標高4,478メートル、一方は1,248メートルとその差はありますが、その美しさには定評があり、人気の霊峰です。

また高見山の山頂付近の景観の良さもあって、常に登山者が絶えることがありません。さて、この景観の良さ。実は冬には山が雪に覆われ、近畿には珍しい樹氷が多くみられるということもあって、冬山登山の需要も人気のスポットです。

と言うわけで、今回は2月3日、まさに冬の真っただ中、”樹氷を見るぞ!”と意気込んで行ってきました。高見山は奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)との境界にあり、前述ですが標高は1,248.4m。奈良県側の紀ノ川支流の高見川(平野川・杉谷川)と、三重県側の櫛田川の源頭になります。

〖高見山プチ情報〗高見山は昔は高水山とか高角山などと呼ばれていました。東西に長い山ですので南北から見るとなだらかな山に見えますし、東西から見ると角の立った形です。この形がマッターホーンと似ているので”関西のマッターホーン”と呼ばれています。よく似た形の山は日本全国にはありますが、山の少ない関西ではここが特筆されます。この付近には中央構造線が走っていて、東に延びて中央構造線まで続いています。因みに中央構造線は、よく似ている、糸魚川-静岡構造線とかフォッサマグナとは全くの別物です。

登山口は複数あって、東吉野村にある”たかすみの湯”の脇にある登山口からが一般的です。こちらからのコースからは、樹齢700年の高見杉など見どころがいっぱいですが、今回は南ルート「高見山駐車場」からの登山コースを選びました。ここからだと、たかすみの湯からのコースの三分の一以下で行けますが、その分、急登が続くことになります。

たかすみ温泉 | 東吉野村観光協会
たかすみ温泉 | 東吉野村観光協会

たかすみの湯

 

一気に高場まで登りきる。しかし!!(気温が高くて)樹氷が…あまり…ない。

このコースは、1200メートルを2時間ほどで登るのですから、とにかく急登が続きます。またこれと言ってみるところはありません。私たちパーティは、美しい樹氷の景色やエビのしっぽ(樹氷の先っちょの形を言います)を見たいが一心で登り続けます。しかしここでショックなことが起こります。そうだとは聞いてはいましたが、昨今の冷え込みでまさかと思っていた、”そのこと”でした。

 

ほぼ山頂付近はこの状態。こ、これでは樹氷どころではありません。ところどころ、雪が降っているあとは見られるのですが、しかし…これでは期待した樹氷には遠い。もう少ししたら…もう少ししたらと登っているうちに、頂上に達しました。まあしかし、この霊峰の頂に位置することができたことは、それはそれで幸せなこと。少し霞んだ山々を見ながら、満足顔の面々でした。

同行者がドローンを持参していましたので、その映像もご覧ください。

最後に本来ならば見られる景色はこれだ!を掲載します。来年はこれを見に再挑戦するぞ!

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