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葛城山つつじ絆強歩 中断の悔しさも乗り越えるべきハードル

投稿日:2018年5月13日 更新日:

霧雨が迎える葛城山は朝から雨模様。

電車を降りて歩き始めるや否や、辺りは霧雨に包まれています。同じ奈良県でも平野部と山間部とでは、気候も気温も違うのですが、どうやら今日は奈良県だけでなく全国的に雨模様のようです。季節柄、葛城山山頂は躑躅(ツツジと読みます)が満開だと言いますが、果たして私たちは、それを拝むことはできるのか。心配です。

ただ、この日の天候は小雨交じりのくもり。天気がもつか心配です。

山道はすでに泥道。今日は厳しいぞ!

いつ、振り出してもおかしくはない天候の中、歩を進めましたが、昨日もそこそこの雨が降ったのでしょう。山道はすでに泥道と化しています。わあっとかありゃっとか言う声が飛び交う中、それでも歩を進めますが、今度はかなりまとまった雨が降り始めました。それがまた泥道を、さらなる泥道としてゆきます。場所によっては道が滝のようになる始末です。

誰かが「躑躅は見られるかな」。そう、躑躅。躑躅を見るんだと、皆気を引き締め直してさらに泥道を進みます。途中、何度か雨は小康状態となったりしますが、次の瞬間、まるで溜めていたようにドカッと降ってきます。この状態は結構厳しく感じます。

泥道を行かん

ようやく山頂に到着した私たちを待ち受けていた”さらなる受難”とは…

泥の中、悪戦苦闘するも数時間。私たちはようやく泥道を踏破し、山頂に辿り着きます。意外にも(当たり前かも)山頂には、人がいない。だから「葛城山頂」の看板の前での撮影もバッチリ。雨もさっきから小雨状態。やはり日頃の行いが良いから…と誰かが言ったとたん、私達には次なる”受難”が、待っていたのでした。

まず、躑躅は半分以上散っていました。それに濃く張り出した霧によって、上からはほとんど見えない状態です。そこに雨。また降ってきた。結構な本降り。みんなの目が伏せられてきたように感じてきたので「大丈夫。こんな時こそ、褌を締め直して、下山するぞ」と声を上げた瞬間。泥道の洗礼か転倒。もう膝から下はドロドロでしたが、背中から臀部にかけて更なるコーティング状態になってしまいました。

仕方なしに、登山記念に山頂で写真を撮りました

”さらなる受難”のうえに、”さらなる受難”?

「貧すれば鈍する」と言います。「藁を打てば手を打つ」とも言います。今の気分は「便所に行ったら人が入ってる」って感じでしょう。そして受難の上に更なる受難が。

気を取り直して、さあ下山となった時、一転にわかに掻き曇り、バケツをひっくり返したような本降りの雨が私たちを襲います。少し様子をと、雷にびくつきながら大樹の傍らに。とその時、待っていたように「大雨警報」が発令。さすがに安全のため、ロープウェイでの下山を余儀なくされました。

悔しさをバネに…というわけではないですが、経験を糧にはできます

今回の葛城山登山は、踏んだり蹴ったりの状況でした。でも下山した皆の顔には、苦難を乗り切ったとか、悔しさが滲んだりというようなことはありません。それは、相手が自然だからでしょう。私の転倒を除いて、自然が相手であれば状況判断をするしかありません。要はまたやり直せばよいのです。

天候の読み方や、登山計画などは今回の経験を糧に、次回に工夫をすればよい。泥道の対応も装備や歩き方などに準備をすればよい。そして、危険な状態となったら安全に対応すればよいのだと思います。その上で、次の機会には、満開の躑躅を見ることができるようにすればよいのです。それが分かっているから、下山した皆の表情は明るく、楽しげであったのだと思いました。

わっ。でもお尻、気持ち悪い。

葛城山の麓にて

葛城山の麓にて   by鈴

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